びわの葉温灸について

無農薬栽培びわの葉

びわの葉療法の歴史

インド

びわの葉療法は仏教医学として発展してきた最古の民間療法で、今から3千年も昔のインドの涅槃経という教典に「びわの葉や枝、茎、根には大きな薬効があり、どんな病苦も癒す」との記述があったそうです。

中国

中国でもびわの葉は「枇杷葉(びわよう)」と呼ばれ、漢方薬にも配合されました。明の時代に書かれた「本草綱目」(16世紀末)に「枇杷葉は胃腸の毒素を流したり、呼吸器の炎症を鎮める、顔のおできを治す、足の痺れや痛みを取り除く」などの薬効が記載されています。

日本

日本には中国から仏教伝来と共にびわの葉の薬効が広められ、仏教医学としてお坊さんたちが檀家や地域の人々におこない、やがて一般の方にも知られるようになって各地でびわの葉を用いた民間療法が盛んになりました。

江戸時代にはびわの葉に甘草、桂枝などの生薬をブレンドした「枇杷葉湯(びわようとう)」が売り出され、日射病や夏負け、軽い食あたりなどを予防する薬として京都や江戸で人気だったようです。

びわの葉療法の主なもの

びわの葉エキス

①びわの葉(濃緑色の厚めの生葉)120~150g・35度の焼酎1.8ℓ・広口ビンを用意する

ビワの葉エキスの材料の洗ったビワの葉の画像
ビワの葉エキスの材料のホワイトリカーの画像

②びわの葉の表裏をたわしでよく洗う

③布巾でよく拭いて乾かす

④幅2~3センチくらいに刻む

④広口ビンに刻んだびわの葉と焼酎を入れる

⑤密閉して室内の暗いところに保管。葉が茶色になったら取り出して捨て、エキスだけを保存(夏場で2か月半、冬場で4か月で出来る)

関節の痛み・肩こり・神経痛・水虫などに塗布したり、温湿布にして使う

びわの葉マッサージ

成熟した2枚のびわの葉の光沢のあるほうを焦げない程度に火であぶり、両手で10回ほどすり合わせて熱いうちに皮膚に密着させ、押し揉むようになでる。

びわの葉のコンニャク温湿布

びわの葉の光沢のある方を体の上にのせ、そこに茹でたコンニャクを2~3枚重ねたタオルに包んだものをのせて上からタオルケットをかけておく。

びわの葉風呂

びわの葉を20~30枚用意し、よく洗ってから2~3cm幅くらいに刻んだものを木綿の袋などに入れて、風呂を沸かす時に水から入れておく。このお湯は1度で流さず3日後くらいから成分が出てくる。

びわの葉温灸

①アミグダリンなどのびわの葉の薬効成分のによる効果

②温灸の熱によるツボ刺激効果

③棒モグサを使う指圧効果

ツボの知識の無い方は症状のある患部にやるだけでも効果を感じる方が多く、痛みも熱さも無い心地よい刺激で、やり方も難しくないので誰でもできる家庭療法として優れています。

上記3つの効果があり、ツボの知識の無い一般の方は症状のあるところ(痛いところなど)をやるだけでも効果を感じる方が多いようです。

痛くなく熱さも我慢しない心地よい熱刺激で、副作用もない誰でもできる

さくら治療院のびわの葉温灸

施術時間・・・・1時間程度

施術料金・・・3,000円

ビワの葉を仕入れる都合上、施術希望日の1週間以上前の予約をお願いしています。

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さくら治療院 岩城写真

参考図書

奇跡のビワの葉療法 濱田観冏著 啓明書房発行の画像
ビワの葉+温熱療法 三津間正+濱田久美子著 文理書院発行の画像
体によく効く ビワの葉温灸ツボ療法 神谷富雄著 池田書店発行の画像
体と心がよみがえる ビワの葉自然療法 望月研著 東城百合子監修 池田書店発行の画像

奇跡のビワの葉療法 濱田観冏 啓明書房

ビワの葉+温熱療法 三津間正+濱田久美子 文理書院

体と心がよみがえる ビワの葉自然療法 望月研著 東城百合子監修 池田書店

体によく効く ビワの葉温灸ツボ療法 神谷富雄 池田書店

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